専門看護師・認定看護師全体会

北里大学病院と北里大学東病院では、専門看護師(以下、CNS)8領域36名、認定看護師(以下、CN)16領域45名、総勢81名が活動しています。
2017年3月に開催したCNS・CN全体会の様子を報告します。

専門看護師(以下、CNS)8領域36名、認定看護師(以下、CN)16領域45名

プログラム

  • Ⅰ. 2016年度活動報告
  • Ⅱ. 組織における役割開発について活動報告
  • Ⅲ. グループワーク

新しい認定者の紹介

2016年度、新たにCNSとなった2名、CNとなった2名の紹介が行われました。

新たにCNSとなった2名、CNとなった2名

2016年度活動報告

育成・地域連携・成果集約・広報担当から活動報告がありました。

4つの担当が持つ目的について

育成

  • ジェネラリスト・スペシャリストの教育支援を通して、看護の質を高める

地域連携

  • 地域医療の質向上を目指して活動する

成果集約

  • 院内外の活動を集約し、活動を可視化する

広報

  • 院内外での活用促進に向けて活動する

有志で結成されたがん看護CNSと皮膚・排泄ケアCNの各プロジェクトチームより、取り組みの報告がありました。

がん看護CNS

  • ACP推進プロジェクト活動報告

皮膚・排泄ケアCN

  • 自立排尿指導料算定の取り組み

がん看護CNS

  • がん患者指導管理料1算定促進に向けて、文書整備の取り組み

※ACP(Advanced Care Planing )とは
将来起こり得る意思決定能力低下に備えて、患者さん一人ひとりの治療選択や日常生活の具体的な目標をはっきりさせる取り組み。

活動報告

組織における役割開発に関する活動報告

4名のCNS・CNが、所属する組織において役割開発の体験や課題について発表しました。

がん化学療法CN

  • 病棟主任役割を担う中での役割発揮

がん看護CNS

  • 臨床教員と病棟係長を兼任するなかでの役割発揮

救急看護CN

  • 組織管理者、教育研修センター、複数のCNと検討を重ねた役割開発のプロセス

家族看護CNS

  • 退院支援看護師の役割を通した役割発揮
  • 組織における役割開発に関する活動報告1
  • 組織における役割開発に関する活動報告2
  • 組織における役割開発に関する活動報告3

グループワーク
テーマ:私の「組織における役割開発」について考える

日頃は交流の機会が少ない各専門領域を超えたCNS・CNでグループは構成されました。それぞれが抱える悩みや迷いを共有し意見交換を行うことで、お互いが励まされ、今後の活動のヒントや課題への取り組み方を学ぶ機会になりました。特に、所属する組織管理者とのコミュニケーションを積極的はかることでCNS・CNが活用してもらえる存在になることや、管理者やスタッフのもつネットワーク、そしてCNS・CN同士の繋がりを活用した役割発揮など、具体的な方法が挙げられました。

次年度は、個々のCNS・CNが更に役割を拡大できるよう、CNS・CN全体の協働機能を促進し、支援体制を構築していきたいと考えました。

  • グループワーク1
  • グループワーク2

2017.5.22

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