プリセプター研修の概要
プリセプターは、新人看護職員の職場適応を促し、看護実践能力を高めていけるよう教育や支援を行う役割です。当院では、プリセプターを育成するために半年間、全4回の研修を開催しています。
研修全体としての目的は「新人看護職員が職場適応を果たすために必要な教育の基礎能力や態度を身につけ、プリセプターシップの実践を通して新人看護職員と共に成長する」です。
プリセプター研修Ⅰ~Ⅳ目的
今回は4回目、これまでの集大成となる研修の様子を紹介します。
プリセプター研修Ⅳ-研修内容
グループワーク1
研修Ⅲで学んだ「リフレクション」を用いて実施した指導場面の手応えや、プリセプターとしての自分自身の成長を語り合いました。お互いの経験や思いを共有することで、共に成長している喜びを改めて実感しました。
講演:プリセプターを体験した私の成長と今後の課題
先輩プリセプターである、2名の新人教育担当者が講演しました。初めてプリセプター役割を担った時の正直な思いや、壁にぶつかり悩んだ経験などが語られました。最後に「これからも新人教育担当者と連携しながら支援して欲しい」というメッセージが伝えられました。
グループワーク2
研修の総括として、今後の自己の課題をグループメンバーと一緒に整理しました。プリセプターを経験したことで、他者への教育や成長に関心が持てるようになったことを糧とし、部署全体に視野を広げて後輩育成に取り組むことを共有しました。
研修の感想
2016.11.24