北里大学病院・東病院 ME部

Kitasato University Hospital Department of Medical Engineering
Kitasato University East Hospital Department of Medical Engineering

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在宅関連業務(東病院)

1.業務内容
北里大学東病院では在宅関連業務として神経内科および小児科の在宅人工呼吸器管理、精神神経科のCPAP装置管理、各診療科の在宅酸素管理および在宅機器管理などを行っています。神経内科および小児科においては、これから人工呼吸器を装着し在宅療養を目指す患者や患者家族のサポートとして導入教育、人工呼吸器装着下での車いすなどへの移乗練習、訪問による患者宅での環境調査(家屋評価)、初回退院時の同行による人工呼吸器の設置および手技の確認などを行っています。在宅人工呼吸器の導入後は、訪問または外来(人工呼吸器外来)、病棟における人工呼吸器や物品の管理などの継続したフォーローを行っています。小児在宅支援センター「アスパラ」では、他院で導入した患者を含めたすでに在宅療養されている人工呼吸装着患者を短期入院や日帰りでお預かりし滞在中の人工呼吸器の管理を行っています。精神神経科で行っている無呼吸外来(睡眠外来)では、睡眠時無呼吸症候群の患者のCPAP装置の導入(機器の選定、マスクフィッティング、条件設定)や外来管理(機器点検およびデータ管理)を行っています。それ以外では各診療科の患者が在宅に移行する場合の在宅酸素や在宅用注入装置(持続注入ポンプや中心静脈栄養ポンプなど)の導入も行っています。
在宅導入教育.JPG小児在宅支援病棟(入院時チェック).JPG
導入教育                                             入院時チェック

※写真の掲載には患者さまのご了解をいただいております

2.業務場所
 主な業務場所は各診療科の病棟および外来、患者宅です。導入時の患者や患者家族の導入教育は患者様のベットサイドやカンファレンスルームで行っています。精神科の無呼吸外来および神経内科の人工呼吸器外来は外来で点検を行っています。神経内科病棟および小児科には小児在宅支援センター「アスパラ」にて人工呼吸装着患者の管理業務を行っています。在宅療養のための環境作りとして行っている環境調査(家屋評価)や退院時同行は患者の自宅が業務場所となります。

小児在宅支援病棟(デイケア病室).JPG小児在宅支援病棟(レスパイト病室).JPG
デイケア病室                                           レスパイト8床   


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小児在宅支援病棟入口