<エキシマレーザー症例経験>
2016年よりエキシマレーザーの導入を行っております。エキシマレーザーは、冠動脈に挿入されたカテーテルの先端から照射されるエキシマレーザーによって、プラーク組織を蒸散させ詰まりを取り除き、病変した血管を開き機能させるものです。
症例は、右冠動脈治療に使用された。エキシマレーザーは、電源が200Vの電源供給が必要なうえ、本体も大きく動かしづらいため、カテーテルを接続する前には、既定の位置に設置することが望ましい機器と言えます。
また、カテーテルは、体外では非常に長いように思われますが、実際は冠動脈まで到達するため、第一助手の後ろまで本体を近づける必要があります。
準備する物品として、エキシマレーザー専用の防護メガネは必ず必要です。カテーテルの種類は、エキシマレーザーの発射部位の違いで2種類、太さで3種類用意しました。今回は2症例を治療しました。